呼び名はどう変わろうとも

ニキビに悩まされはじめたのは高校を卒業したあたりから。私の場合、芯を持つ赤く大き目のものが鼻周りに

できた。恐らく顔の他の部分にもできたはずなのだが記憶にない。ということは重症化せず、時間が経つうち

にきれいに治ってくれたのだろう。スキンケアの知識もなかった私は、鼻周りのニキビを潰しまくったため、

今に至るまで大きな陥没跡が残っている。

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それ以降私のニキビは、下火にはなっても、大なり小なりほとんど

いつも顔のどこかにはできていた気がするが、いつも化粧をしていたせいか、それほど気になることもなかっ

た。ただ、生理前などには思春期並みの膿を持つ巨大ニキビに悩まされたような気もする。そして更年期。鼻

下とアゴ回りがひどいことになり、スキンケアもファンデーションもすべて見直すことになった。今は大きさ

はそれほどではなくても、なぜか一度治ったはずのところに何度も再発を繰り返し、結局その部分の肌がボロ

ボロになる。いや、もうニキビとは呼ばないのだ。私の年齢だと「吹き出物」らしい。それにしても、まさか

更年期になってまで吹き出物で悩まされるなんて思ってもみなかった。一体、いつまで続くのだろうか。お婆

さんがニキビ、いや吹き出物で悩むなんて聞いたことがない。